よく聞く腸活とは?腸活のメリット

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テレビや雑誌などで腸活という言葉を目にしたことはありませんか?
腸活の言葉自体は聞いたことがあるけれども、具体的に何をすればいいのか分からないという方のために腸活とは何なのかご説明します。

腸活とは?

便秘ぎみであったり、便秘と下痢を繰り返していませんか?
これらの原因は腸内環境が整っていないことに起因しています。
腸内環境が悪いことで毎日の生活において身体に不調を感じることがあります。

肝臓と腸は密接に関係しています。
肝臓は体内に入ってきた有害物質の解毒の役割を果たします。
ところが腸内環境が悪いことで、便秘になると便からの有害物質が再吸収され肝臓は食べ物や飲み物に含まれる有害物質に加え、便からの有害物質の解毒も行わなければならず、肝臓の負担は増大します。
その結果効率の良い解毒が行えなくなることで、代謝が低下してしまいます。
代謝が低下することで、むくみやすくなったり、太りやすくなります。

また免疫力が低下してしまい、病気にかかりやすくなってしまいます。
便がいつまでも体内に貯留している状態が続くと、便に含まれる有害物質が腸管を通じて、体内に吸収されることで口臭や体臭がきつくなったり、肌も荒れやすくなったりと美容面でもマイナスポイントが発生します。
疲労物質もなかなか排出されず、何となくだるさを感じたり、全身の倦怠感を感じることもあります。

腸内環境が悪いだけで様々な身体症状が起こります。
しかしそこで腸活を行うことで、腸内環境が改善されこれらの問題が解決されます。

では具体的に何をするのか、下記にてご紹介します。

腸活とは具体的に何をするのか

腸活とは腸内環境を整える活動のことです。
まず日々の生活習慣を見直してみましょう。

バランスの良い食生活であるか、水分をきちんと摂取しているか、適度に身体を動かしているか、睡眠時間はきちんとしているか、ストレスが溜まっていないか、夜ふかしをしていないか、身体を冷やしていないかなど、チェック項目はたくさんあります。

チェックしたあとは具体的に何をするのか一つずつご紹介します。

規則正しい食生活を送り、水分をきちんと摂取する

食事をすると言っても、好きなものばかり食べていたり、栄養バランスが偏っている食生活は身体によくありません。
糖質、脂質、タンパク質、食物繊維、ミネラルがきちんと摂れるように炭水化物や肉や魚、野菜や果物、大豆製品や乳製品などバランス良く摂りましょう。
毎日の食事に、ヨーグルトや漬物や味噌などの発酵食品を取り入れると、腸内細菌のバランスがより整えられます。

またきちんと水分をとらないことで、便から水分の再吸収が促進され便が硬くなり、便秘の原因や悪化につながります。
一日の水分摂取量の目安は1.0〜1.5リットルです。
これだけの水分を摂るのは少し大変かもしれませんが、起床時と毎食事、寝る数時間前ににコップ1杯の水を飲むようにし、あとは時間の空いたときや喉が乾いたときに飲むと案外すぐに1.0〜1.5リットルの水分はすぐに摂れてしまいます。
当然ですが、アルコールや糖分の多いジュースやカフェインを多く含む飲み物での水分摂取はNGです。

身体を適度に動かす

運動不足は全身の筋力低下や体力低下に繫がります。
腹筋の低下は腹圧の低下に繫がり、便を出そうとするときに十分にいきめなかったり、排便が困難になる原因になり便秘になってしまいます。
便秘になることで腸内環境は一気に悪くなります。

ダイエットではないので特にノルマを決めることはせず、今までよりも少し身体を動かしてみることに意識したり、日常生活の延長線上のついでに軽く筋トレをしてみたり(例えばテレビを見ながら腹筋をするなど)しましょう。
身体を動かすことで筋肉が付きます。

筋肉は身体を支えるだけでなく、体温の産生の役割も担っているので、筋肉が増えることで体温が上がり、必然的に代謝もアップします。

ストレスを溜めない


ストレスは万病の元と言われているくらい、様々な身体の不調を引き起こします。
便秘もそのうちの一つの症状です。
ストレスに晒され、身体の自律神経の交感神経が優位な状態だと大腸の機能が低下します。

その状態が長く続くほど、身体の老廃物を一時的に溜め体外に出す大腸の働きが鈍くなり、腸内環境が悪くなるのです。
案外ストレスも侮れません。
そうならないためにもちょくちょくストレス発散をしましょう。

身体を冷やさない


身体が冷えることで血管が収縮します。
身体の冷えた状態が続くことで、代謝も低下し免疫力も低下します。
身体の深部温度が下がることで、大腸含む内臓が効率よく働くことが難しくなっているからです。
身体を温めることで腸内環境の改善につながります。

夜ふかしをせず、睡眠時間をきちんと取る


睡眠時間はきちんと取れているでしょうか?
睡眠中は副交感神経が優位になっているのですが、大腸は副交感神経が優位なときに活動が活発になるのです。
だからこそ、きちんと睡眠時間を確保することは腸活に繫がります。

人によって適切な睡眠時間には差があります。
自分に合った適切な睡眠時間は、朝にすっきりと目覚められるかを基準にしましょう。

腸のマッサージをする

のの字マッサージという、腸に働きかけるマッサージがあります。
大腸の位置する下腹部をおへその当たりから起点にし、右回りにのの字を描くように、少しだけ力を入れてマッサージをするのです。
このマッサージをすることで大腸の働きを促すことができます。

まとめ

腸活はメリットこそ多くありますが、デメリットはありません。
腸活を行うことで健康的に毎日の生活が送れたり、体質の改善につながります。
少し意識するだけでわずかな時間を使って簡単に腸活が出来ます。
ぜひ一度試してみるのはいかがでしょうか。

ライタープロフィール

Written by : KARIN
夫、猫、うさぎと暮らしている。看護師をしていたが妊娠をきっかけに退職する。座右の銘は「案ずるより生むが易し」

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