ナイアシンアミドとトラネキサム酸は併用OK?美白効果を高めるコツ!
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は、どちらも美白に効果的な成分として、さまざまな化粧品に使用されています。そんな2つの成分は、併用しても大丈夫なのでしょうか。今回は、ナイアシンアミドとトラネキサム酸を併用する場合の効果について紹介します。ナイアシンアミドとトラネキサム酸の相性や使う順番なども紹介するので、スキンケアの参考にしてくださいね。
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は併用できる?
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は、併用しても大丈夫です!
併用によって互いに悪い影響を与えたり、効果を打ち消し合ったりすることはないので安心してくださいね。あとで詳しく説明しますが、一緒に使うことで美白効果を高めることもできますよ。
ナイアシンアミドとトラネキサム酸の効果の違いは?
ナイアシンアミドの効果
ナイアシンアミドには、
・シワを改善する
・メラニンの色素沈着を防ぐ
・肌のバリア機能を高める
・皮脂分泌をコントロールする
などの効果があります。
トラネキサム酸の効果
一方、トラネキサム酸には、
・肝斑やシミを防ぐ
・抗炎症作用
などの効果があります。
シミやそばかすを防ぐ効果は共通していますが、肝斑への効果が確認されているのがトラネキサム酸の特徴です。シミだけでなく、肝斑の予防・改善をしたい方は、ナイアシンアミドと一緒にトラネキサム酸を使うのがおすすめです。
さらに、ナイアシンアミドはシワ改善の有効成分として認められています。そのほか、セラミド分泌を促して肌のバリア機能を高める効果、皮脂分泌を正常に整えて毛穴の角栓やニキビを防ぐ効果もあります。
このように、ナイアシンアミドとトラネキサム酸は異なる効果を持つので、併用することでお肌の悩みをトータルケアすることができます。
ナイアシンアミドとトラネキサム酸の相性は?
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は、相性の良い成分です。
この2つの成分を併用することで、
・美白効果が高まる
・肌への刺激が抑えられる
などのメリットがあります。
トラネキサム酸には抗炎症作用があり、刺激の少ない成分だと言われていますが、中には赤みが出てしまう方もいます。
そこで、肌のバリア機能を高めるナイアシンアミドを併用すると、肌の抵抗力を強めて刺激を緩和することができます。特に、化粧品で赤みが出やすい方は、ナイアシンアミドを一緒に使ってみてくださいね。
使う順番はどっちが先がいい?
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は、基本的にどちらから使っても大丈夫です。しかし、あえて順番を決めるならナイアシンアミドが先の方が良いと思います。
トラネキサム酸は、「リシン」というアミノ酸を加工して作られたものです。この、元となるリシンとナイアシンアミドを比べると、ナイアシンアミドの方が分子量が小さいので、先に使うと浸透しやすくなります。(トラネキサム酸の分子量は調査できませんでした)
どちらから使って良いか迷ったときは、ナイアシンアミド→トラネキサム酸の順番で使ってみてくださいね。
併用で美白効果を高めよう!
- ナイアシンアミドとトラネキサム酸は併用可能
- ナイアシンアミドは、シワ改善効果・色素沈着を防ぐ
- トラネキサム酸は、肝斑やシミを防ぐ・抗炎症作用がある
- 併用することで、美白効果を高め、肌への刺激を抑える
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は、併用することで美白効果が高まります。また、それぞれにしかない効果もあるので、一緒に使うことで足りない部分を補い合うこともできるでしょう。肝斑やシミ、シワが気になる方は、この2つの有効成分を上手に取り入れてみてくださいね!