16時間ダイエットで太った?痩せない人の特徴と原因
毎日16時間の断食期間を設けることで、脂肪の分解や細胞の生まれ変わりを促進する方法が「16時間ダイエット」。食べる時間をコントロールするほかには、食事内容やカロリーに制限がないため、ストレスなく続けやすいことで人気を集めています。しかし、16時間ダイエットを行ってかえって太ったという人もちらほら。原因は一体何でしょうか?
今回は、16時間ダイエットで痩せない原因や失敗談、痩せにくい人の特徴などを紹介します。最後には16時間ダイエットを成功させるための正しいやり方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
16時間ダイエットで太った人も!失敗した人の体験談
まずは、16時間ダイエットで痩せなかったり太った人の失敗談から紹介します。皆さん、どうして失敗してしまったのでしょうか。
16時間ダイエットが何気に2週間くらい続いてるんだけど8時間の間にバカ食いするから普通に太った
https://twitter.com/299_l7n1mv/status/1480192290501332993
16時間ダイエット。 好きに食べて良いって本当に好きに食べてたらやはり太ったので、ある程度気を付けて食べるとちゃんと痩せる。好きに食べて良いのはちゃんと運動してる人。 してない人は食べる量気にして挑むべしべし。
https://twitter.com/shikanoko3104/status/1423852203928784899
16時間ダイエットは、ダイエット前の生活がマジでそれで 朝食べなくて、会社で昼ごはん食べて19時に夕飯食べてだったけど その生活で普通に10キロ太ったので 朝少し食べて、昼食べて、夜カロリー低めにして運動するのが1番だなと思ったよ
https://twitter.com/6566l24/status/1516453116350451719
16時間ダイエットで太った人の失敗談では、
- 最初は痩せたけど、その後体重が減らなくなった(または増えた)
- 食べすぎてしまって太った
- 3食とって運動した方が痩せる
などの声が多く見受けられました。
次は、これらの意見をもとに16時間ダイエットで痩せない原因を見ていきましょう。
16時間ダイエットで太る・痩せない原因は?
16時間ダイエットで痩せない原因として、
- 食事量が増えている
- 糖質や脂質を摂り過ぎている
- 最初の食事で血糖値が急上昇している
などが考えられます。
16時間ダイエットをしていると、自由に食事ができる8時間でカロリーを摂り過ぎる傾向があります。「この食事のあと16時間何も食べられない」と思うと、多めに食べたくなってしまいますよね。また、「このあと断食するから大丈夫」という心理も働きがちです。
また、食事の量だけでなく、質も見直すことが大切です。16時間ダイエットには禁止されている食べ物はありませんが、糖質の多いお菓子やケーキ、脂っこい食べ物ばかり食べていたらどうしても太ってしまいます。
また、断食明けの最初の食事の摂り方もポイント。飢餓状態の体にいきなり糖質をたっぷり入れると、血糖値は急上昇して太りやすくなってしまいます。特にお菓子や菓子パン、白いご飯をいきなり大量に食べるのは避けましょう。
おすすめは、サラダや果物、ヨーグルトのように血糖値を上げにくい食べ物から摂る方法です。また、朝ご飯はバターコーヒーのみに抑えると、よりダイエット効果が得られやすくなります。
16時間ダイエットで痩せないのは停滞期かも
「16時間ダイエットを始めた頃は体重がすんなり落ちたのに、2〜4週間経って痩せなくなってきた」という場合は、停滞期に入ったことが原因かもしれません。
停滞期に入りやすい時期は、
- ・16時間ダイエットを始めて1ヶ月ほど経った時
・体重が約5%落ちた時
です。
人間には、体の状態を一定に保とうとするホメオスタシスという機能が備わっています。一般的に、体重の約5%が減少するとホメオスタシスが働き、基礎代謝量を落としたり、体脂肪の分解を抑制したりして、体重の減少を防ぐモードに入ります。
なお、体重の5%とは、50kgの場合は2.5kg、70kgの場合は3.5kgです。特に、1ヶ月以内に3kg以上体重が減った場合は、体が危機感を覚えて停滞期に入りやすくなります。
停滞期はどのようなダイエットにつきものなので、そのまま16時間ダイエットを続けてみてください。個人差がありますが、停滞期はだいたい2週間〜2ヶ月ほど続くといわれています。なかなか体重が落ちない場合は、筋トレをして基礎代謝量を上げるのもおすすめです。
体質に合ってない可能性も!16時間ダイエットが合わない人の特徴
16時間ダイエットを続けても痩せない場合は、そもそも体質に合っていない可能性もあります。
16時間ダイエットで効果が出やすいのは、
・標準体重(BMI)以上の人
・もともと食事量が多い人
などです。
食事量が多く、摂取カロリーが通常よりオーバーしている場合は、16時間ダイエットを行うことでカロリー摂取量が抑えられる場合が多いです。また、体脂肪が多い人は、断食時間中の脂肪分解効果を実感しやすいでしょう。
反対に、
・標準体重(BMI)以下の人
・モデル体型になりたい人
・食事量や間食がもともと少なかった人
など、もともと摂取カロリーが少なく、体脂肪やBMIも低い場合は、16時間ダイエットの効果が実感しにくい傾向にあります。
また、BMI19以下を目指している場合も効果は期待できません。
16時間ダイエットはそもそも「痩せる」より「健康になる」ことを目的とする方法なので、肥満気味から平均体型を目指している場合や、食べすぎをリセットしたい場合などに効果的です。
16時間ダイエット成功のポイント
16時間ダイエットを成功させるためには、
- 朝食を完全に抜かない
- 朝食の質を意識する
ことがポイントです。
16時間ダイエットでは朝食を抜く人が多いですが、その分昼や夜に食べすぎてしまい、血糖値も急上昇することになります。また、朝食を抜くと頭が働かず、仕事や勉強などの効率も落ちてしまいます。
そこでおすすめなのが、朝食代わりにバターコーヒーを飲む方法。バターコーヒーは血糖値に影響を与えず、脂質を摂ることで満足感が得られます。
バターコーヒーには、脂肪燃焼を促進させる効果があるため、ダイエットのサポートもしてくれますよ。また、腹持ちも良いので、昼食の食べすぎを防ぐ効果も期待できます。
詳しくは、バターコーヒーダイエットの効果をご覧ください。
痩せない原因を知って16時間ダイエットを成功させよう!
今回は、16時間ダイエットで太った方の体験談や痩せない原因について紹介しました。思い当たることがあった方は、正しいやり方や成功させるポイントを参考にしてみてください。16時間ダイエットは、コツさえ掴めば継続しやすいダイエット方法です。続ければ効果も必ず実感できるはずなので、正しい方法で行ってみてくださいね。
16時間ダイエットの正しいやり方についてはこちらもご覧ください。