利き脳診断【左右脳】自分に合った片付け方法を知ろう!ライフオーガナイズ


「片付けてもすぐに散らかってしまう。」「物を減らしても減らしてもなぜかスッキリしない。」「整理整頓できているはずなのに満足できない。」こういう方はもしかして自分に合わない片付けをしてしまったのかも知れません。そんな方こそ「ライフオーガナイズ」を知り、自分の利き脳を認識する事で本当にあなたに合った片付け方法を知って欲しいと思います。
そこで今回は、ライフオーガナイズを知った上で簡単にできる利き脳診断と利き脳タイプ別に合った片付け方法をご紹介します。

ライフオーガナイズとは?


ライフオーガナイズとは1980年代にアメリカで誕生した整理術です。「住居・生活・仕事や人生、時間や情報に至るまでの全てを準備から計画し、実際に整理したらそれを維持する事」だと定義づけられています。その背景にはクレジットカード社会のアメリカが消費大国であったがために、家の中は物で溢れ、物の扱いにどうしたらいいか困った人が急増していたからでしょう。物で溢れて居心地の悪い環境を整理し、自分の本当に心地よい暮らしとは何かを見直す事が必要であるということから誕生した整理術なのです。

ライフオーガナイズと一般的な整理収納や片付けの違い

ライフオーガナイズはまず片付けに取り掛かるのではなく「どんな生活を送りたいのか?」「どんな人生でありたいのか?」など自分自身を改めて見つめ直す「思考」の整理から始めます。この思考の整理(土台)がしっかりしていれば収納も片付けも辛くなく、とてもスムーズに進める事ができるのです。また、この土台があってこそ片付けても散らかりにくい仕組みが完成するのです。一方、一般的な整理収納や片付けはとにかくその空間(部屋)を綺麗にすることだけを考えます。つまり、不要な物は処分した上でスッキリと収納してしまうことです。
簡単にまとめると、一般的な片付けはまず「空間」を整理することだけに着目しますが、ライフオーガナイズは空間よりも先に自分の「思考」を整理することを重要視するという違いがあります。

本当に心地よい暮らしを実現することが目的

ライフオーガナイズは自分の「思考」をとにかく最優先で整理することで、土台をしっかり作ってしまいます。その上で、ただ単に部屋を綺麗にするだけではなく、素敵なインテリアで見た目だけを良くするのでもなく、本当に自分が心地よい空間を実現させ理想の暮らしに近づく為の環境を整えていくことが最終目標なのです。

オーガナイズを始める前に利き脳を知ろう!


ライフオーガナイズでは片付けに取り組む前にまず、自分の利き脳はどのタイプであるか診断します。そして診断結果を参考にその人に最適な片付け方法を考えます。この利き脳とは「利き手」や「利き足」のように右脳と左脳、どちらが得意な脳のタイプ(利き脳)であるかを指します。面白い事に利き脳によって最適な片付け方法は全く違うのです!

右脳と左脳が持つ得意な機能とは

とても精密なコンピューターのようである私たちの脳はその場所によっても下記のように司る機能が異なります。

右脳
ひらめき、直感、イメージ記憶、芸術性、創造性、空間的、全体を見る力、同時的情報処理、図形を読み取る、音楽を聴くなどの機能の役割を果たしています。
左脳
話す・書く、分析力、論理的・科学的思考、推論、言語認識、計算・数学理解力などの機能の役割を果たしています。

 
例えば、右脳タイプの人はイメージや空間を認識する能力が高いので、空間を利用するのが得意です。きちんと測らなくても大体のイメージで収納ケースなどがピッタリ入ってしまうというのがこの右脳タイプに多いです。一方、左脳タイプの人は論理的な判断が得意なので「使わないから」と割り切り、使っていない物を捨てるのにはそんなに抵抗がないでしょう。ただし、空間を利用するのが苦手なので、収納ケースを購入する際はきちんと測らないと入らないという事がよくあります。

早速やってみよう!利き脳診断!


利き脳チェックは非常に簡単です。指組みや腕組みで利き脳がチェックできます。では、早速やってみましょう!

指組み

無意識に指を組んでみてください。その時、親指が下になったのは右手、左手どちらですか?

右手の親指が下になった人は右脳タイプ、左手の親指が下になった人は左脳タイプです。尚、指組みはインプットする際の利き脳です。インプットとは物を探す際に主に使われます。

腕組み


次は腕組みです。自然に腕を組んでみてください。

下になっている腕はどちらでしょうか?右腕が下なら右脳タイプ。左腕が下なら左脳タイプです。また、腕組みではアウトプットの際の利き脳がわかります。ここでいうアウトプットとは片付けの際に主に使われます。
 
さぁ、ご自分の利き脳は確認できましたか?
指組みと腕組みで下になった方を覚えておいてくださいね。
 

利き脳タイプ別の癖と片付けのポイント

利き脳タイプ別の片付けの際に出やすいクセをまとめてみました。INはインプット、つまり指組みした時の利き脳。OUTはアウトプット、腕組みした時の利き脳です。ご自分のタイプをご確認ください。

指組み=IN/腕組み=OUT

IN/OUT・・・右脳/右脳 タイプ

ひらめきや直感で判断しすぐに行動を起こします。また、色や素材などの感覚にこだわる人が多いです。また、音楽や芸術面に明るい人が多いです。自分が楽しむ事が大切で自分らしさにこだわる傾向にあります。文字認識はあまり得意ではないので、ラべリングやファイリングは不向きです。片付けるコツは細かいルールを決めすぎない事です。元の場所に戻すというルーティンワークが苦手なため、収納はあくまでワンアクションにし、見つけやすく元に戻しやすい収納にすることが先決です。また、片付ける際はタイマーなどを使ってゲーム感覚でしたり、お気に入りの音楽をかけて楽しみながらするのが良いかもしれません。洗濯物は畳まずハンガーに掛けるだけにしておくという収納方法が向いています。

IN/OUT・・・左脳/左脳 タイプ

このタイプはプロセスを重視し、まず自分で判断し、するべき理由を考えた上で行動を起こします。システム化や効率の良さを好み、細かく仕分けるのが上手です。また文字認識が得意なのでラべリングやファイリングを得意とし、見せない収納でシンプルな空間を好みます。ただし、順序にこだわるので、十分な時間が確保できないと片づけられないタイプです。また、広い空間を全体的に見る力や空間的認識があまり得意ではないので、広いスペースを上手に利用するには、ケースや棚などを使い細かく仕分けていくと良いでしょう。その際、細かくファイリングしたものにラベルを付けるとこのタイプの人にとっては見つけやすく片付けやすい収納になります。ただし、片付ける際には十分な時間を確保しておきましょう。時間が取れさえすれば一番片付けに向いているタイプと言えます。

IN/OUT・・・右脳/左脳 タイプ

一見、ひらめきや直感で行動しているようにも見えますが、きちんと論理的裏付けがあってのことが多いタイプです。また、自分の決めた価値観のモノにこだわる傾向にあります。片付けの際にはインプット(物を探す時)は右脳タイプなのでイメージで記憶しがちです。その為、必ず見えやすい場所に置く事が重要です。またアウトプット(片付ける時)は左脳タイプなので見せすぎる事を嫌い収納は隠しがちですが、先にも紹介した通り、物を探す時は右脳タイプなので隠し過ぎると自分でどこに置いたかわからなくなるタイプです。見える所はビジュアル重視でも良いですが、収納はシンプルに隠し過ぎない事です。形から入るとガゼンやる気がでるタイプなので、本当に必要な分だけ収納グッズなどを購入してからやるのもおススメです。物を詰め過ぎるタイプなので収納ケースは一定量の物しか入らないタイプの物を選んだ方が良いでしょう。

IN/OUT・・・左脳/右脳 タイプ

論理的で自分の解釈に置き換えがちです。マイルールにこだわり、いつもキチンとしたいと思っています。しかし、実際のところ細かいのが苦手。思っていることと行動が異なるのです。また、気になる所と気にならない所が明確に分かれているのも特徴です。このタイプの人は他の人の収納方法はあまり参考になりません。マイルールにこだわるので、それを利用して自分の収納ルールを明確にしておけば上手に片付ける事ができます。ただし、日用品は見える所にないと忘れてしまうので、隠し過ぎないようにしましょう。また、細かい仕分けなどは苦手なため、あくまでざっくり収納するという事を意識しましょう。

家族の利き脳が苦手な場合どうするか


家族全員が同じ利き脳という事はまず少ないでしょう。ということは、自分では綺麗に片付けて使いやすいつもりでも、他の家族からは「どこを片付けたの?」「散らかってる。」などと言われるかもしれません。それは利き脳が違うからでしょう。
では、家族の利き脳がバラバラな場合どうしたら良いのでしょうか?一番最適な方法はその場所を一番良く使う人の利き脳に合わせるというやり方です。
例えば、キッチンをよく使うのが母親であれば、その母親の利き脳に合わせる。
リビングは父親の利き脳に合わせる。子供部屋は子供にというような形にしたら良いでしょう。ちなみに、子供の利き脳は小学校低学年位まできちんと診断できません。その為、右脳右脳タイプの収納を実践してみる事がおススメです。

多くの人が利用する公共の場でのオーガナイズ方法


家庭ではとりあえず一番その場所を使う人の利き脳に合わせてみればいいと紹介しましたが、では不特定多数の人が利用する非常に公共性の高い場所ではどのように対処したら良いか困ってしまいますね。そういう場合は両方のタイプを意識しましょう。とは言ってもちょっと難しいですね。
どういう事かと言うと、例えば、電車の表示をする際には電車の絵と文字を併用するという事です。とても面白い事に、利き脳タイプのインプットが右脳タイプの人は誰かに道案内する際は建物やお店などの何か目印になるような物を使って説明しようとします。一方、左脳タイプの人は目印ではなく、交差点名や住所などで説明する傾向にあるのです。

「減らす」=「捨てる」ではない


ご自分の利き脳タイプと効果的な片付け方はお分かりになったと思います。
では早速取り掛かりましょう!と言いたいところですが、まずは物を減らすという事が必須になります。
一見、減らすというと、不要な物を捨てるという事を想像しますが、ライフオーガナイズの場合は必ずしも「捨てる」だけの作業ではないのです。
「衣服は○○年着なかったら捨て時」なんてフレーズは良く耳にしますが、「いる」と「いらない」の2つに分けようとするから迷って時間が掛かるし、分からなくなって途中で投げ出してしまうのです。
ライフオーガナイズでは2つに分けるのではなく、「いる」「いならない」「迷う物」「分からない」などと細かく4つに分けて選ぶことが重要です。その上で、いらないと判断した物は捨てたり、売ったり、あげたりととにかく処分することです。どうしたら良いのか考えても分からない物は無理に処分する必要はありません。そういう物があるという事を理解することもまた大切なのです。

ライフオーガナイズ的 失敗しない収納選び


片付けと言うとついつい収納を先に揃えるという事になりがちですが、収納を最初に準備するのはそもそも失敗の元です。正しい収納を選ぶ具体的なプロセスに沿って選びましょう。
1、実測する(測らずにモノは買わないこと)
2、配置を大まかに考えておく
3、自分の利き脳を参考にした収納方法を検討する
4、収納用品を選ぶ
5、配置する
6、モノを収納する
 

使いやすい奥行と高さを認識する

とりあえず空いているスペースに棚や収納ケースを配置し、その中に物を収納しているという方が多いと思いますが、実は「ゴールデンゾーン」と呼ばれる収納しやすい範囲があります。奥行きが約30cm~50cm、高さは床から45cm程度からまっすぐ立った状態で顎の下辺りまでです。ゴールデンゾーンには使用頻度が高い物を、使用頻度が低いが重い物は下に、軽い物は上に置きます。ゴールデンゾーンより上に引き出しがある場合は顎の高さが限界とされています。それより高い場合はとても使いにくく、収納を維持するのが難しい状態だと言えます。
 

どうやって整頓された状態を維持するか

使いやすいように収納ができたら今度はそれを維持していかなくてはなりません。ベストな状態を維持するためには「習慣化」することが大切です。自分が探しやすく、片付けやすい収納をすることが大切です。また、パターン化したり、楽にできる環境作りをしましょう。また、ベストな状態が崩れた時にどうしたらスムーズに戻せるかあらかじめ考えおくことも必要です。
 

まとめ

ライフオーガナイズは単なる片付けだけではない非常に奥深い物です。しかし、目的は明確、ストレスをできる限り軽減した心地よい暮らしの実現です。今の環境をもっとより良くしたいと感じている方は是非お試しください。ただ、少し難しい部分もあると思いますので、そういう時はライフオーガナイザーに頼ってみるのも良いと思います。ライフオーガナイザーとはライフオーガナイズに基づいた思考の整理から始め、空間や情報、時間までの多岐に渡って整理する手伝いをし、依頼主が心地の良い理想の暮らしを実現する為の本格的なコンサルティングをする職業です。ストレスが多い毎日を送っている方、これを機会に自分自身を見つめてみることも良いかもしれませんよ。

ライタープロフィール

Written by : れいれい
ライフオーガナイザー2級取得。現在は1級取得を目指し勉強中の主婦。手が掛かる息子達で自分の時間がないのが悩み。今の一番の楽しみは晩酌です。

 

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