美容と健康に良いのはどれ?食用油の選び方とオススメ7選


最近では食用油に注目が集まっていて、えごま油やココナッツオイルなど様々な種類が販売されています。確かにこのような油には色々な健康成分が含まれていて、美容や健康に寄与することも十分に期待できます。しかし、種類が多いからこそ、何を買うべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は日常使いに適した、美と健康に貢献できる食用油を紹介させていただきます。

 

まず大切なのは『一物全体』という考え方


マクロビオティックを実践されている方などは聞いたことがある言葉かもしれません。
ある食物のすべてを食すことが健康にとって大切であるということを意味する言葉で、例えばお米の中心だけを食べる白米食ではなく、お米全体を食べる玄米食のほうが体に良いという考え方です。

この考え方を食用油にもあてはめると体にいい油がどういうものかが理解しやすくなります。
油というのは基本的に、菜種油は菜の花の種、ごま油はごまの種というように野菜や果物の種子から抽出します。一般的なスーパーに並んでいる数百円の菜種油は溶剤を使って油を抽出し、脱臭や精製することであの透明な油として販売されています。

こうしてできた食用油はほとんどが油分。まさに純粋な油です。この油の何がいけないのかというと、本来油分の多い種子は当然酸化しやすいわけです。しかし種子が生きているということは酸化していないということ、油分がとてつもなく多いのに酸化しない理由は種子自体に抗酸化物質が含まれていて種子自身の酸化を防いでいるからなのです。

この抗酸化物質は摂取すると体の酸化を防ぎ、若々しさを保つことに大きく貢献してくれますが、精製された油はこのような抗酸化物質も失われています。日常で摂取する油だからこそ、過剰に精製されていない絞ったまんまの油を使うことが大切なのです。

 

食用油を選ぶポイント

油の製造方法

食用油を製造するには、圧搾法や溶剤抽出法などがあります。溶剤抽出の場合、溶剤は残留しないのですが、何度も200度以上の高温にさらされるため、栄養価が下がり劣化もしやすくなります。中には溶剤抽出でしかとれない油もありますが(こめ油など)、なるべく圧搾法で作られたものを選びましょう。圧搾法にも高温と低温がありますが、低温圧搾法(コールドプレス)がオススメです。

 

原料の産地

なるべく国産のものを選んだ方が安全、という考え方の方は多いですよね。基本的にはその考え方でも良いと思いますが、オリーブオイルのような外国からやってきた油の場合、やはり外国産の方が美味しいのも事実。特にイタリア、フランスのオリーブオイルは絶品です。一方、こめや菜種などの場合は日本の方が得意なので、種類によって原産地も選びましょう。

 

原料の栽培方法

原料の栽培方法も、それぞれ違います。無農薬のオーガニック栽培なのか、農薬や化学肥料を使用しているのか。こだわる方は、栽培方法までしっかりチェックしましょう。言わずもがなですが、オーガニックのものほど品質が良く、価格も高くなります。

 

油の用途

用途によっても油の選び方は変わります。例えばゴマ油特有のあの香りは、中華料理には良いけどお菓子作りには向かないですよね。そんな風に、用途に合わせて選びましょう。

 

日常使いにオススメの油7選

鹿北製油 黄金油

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最もシンプルな菜種を絞ったまんまの油です。
原料となる菜種は九州産の無農薬栽培された菜種を使用しており、精製の過程でも余計なことはなにもしていない最高の油です。精製されていないため、菜種独特の香りがします。最初使ったときは初めての菜種の香りに驚くかもしれませんが、油自体にコクがあり、天ぷらなどをしてもとても美味しく仕上がります。また、この油で揚げ物をするとなぜか胃にもたれません。これも『一物全体』の力なのか、きっと驚かれると思います。
注意点は、お菓子などにこの油をつかうとお菓子が菜種の香りでいっぱいになることです。気になる方は料理で使い分けることをオススメします。

 

鹿北製油 菜の花畑なたね油

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『黄金油』と同じ鹿北製油の菜種油になります。しかしこちらは手すき和紙でろ過するという工程が加わっているので、『黄金油』の独特な香りが薄いです。そのぶんうま味やコクも薄れていますが、香りが気になる方や、菜種臭がしてほしくないお菓子作りなどに適した油になります。

 

ムソー 純正なたねサラダ油

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こちらの菜種油は湯洗いという手法で油を精製しており、精製に化学溶剤などは使用していません。菜種の産地がオーストラリアの非遺伝子組み換え菜種ということもあり買いやすい価格になっているのが一番の特徴です。大量の油が必要だけど、中身に不安があるものはいやだという場面で活躍してくれる菜種油です。

 

三和油脂 まいにちのこめ油

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こめ油の名前の通り米ぬかから抽出された油になります。こめ油は圧搾ではなかなか抽出できないので抽出方法が溶剤抽出になります。原料となる米ぬかは国産で、精製自体は過剰に行っていないので、米ぬかがもつ抗酸化物質が残っています。特に臭いもないのでどんな料理、お菓子にも使える万能の油です。溶剤抽出という部分が気にならない方にはオススメの食用油です。

 

マルホン 太白胡麻油

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こちらはごま油と言っても透明のごま油です。ここまで読んでくださった方は精製しているんじゃないかと疑ってしまうかもしれませんがそうではありません。ごま油はごまを炒ることであの色と香りを出しています。この『太白胡麻油』はごまを炒らずに圧搾することで白いごま油になっているんです。もちろんごまの栄養分がギッシリ詰まった油なので、抗酸化物質などの機能性物質もたっぷり、普段使いの主役になりうる食用油です。ただし国産ごまは高級すぎるため、外国産のごまを使用しています。

 

かどや 銀印ごま油

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こちらはなじみ深い黒いごま油です。ご存知の通りごまの香りが強いのでお菓子作りなどには適していませんが、炒め物や揚げ物には最適です。『太白胡麻油』同様原料のごまは外国産ですが、ごまの栄養が詰まったグルメな方におススメの油です。

 

アルドイノ エキストラヴァージンオリーブオイル

公式通販http://www.foodliner.co.jp

今回紹介するなかで最も価格がはりますが、普段使いの油で忘れてはいけないのがオリーブオイル。食用油の中でも例外で、種子を絞るというよりも果実を絞ったジュースのようなオイルです。そのため油分以外の栄養成分は最も豊富で、最も贅沢な油です。安いものもありますが、そのほとんどは他の油で薄めたり、エキストラヴァージンという表記も怪しいものがほとんどなので、オリーブオイルに効能を求めるのであれば最低でもこのぐらいのグレードのものを使用しましょう。このレベルのオイルであればそのまま何かにつけて食べても、それだけで一つの料理になるぐらいの素晴らしい香りと美味しさです。

 

まとめ

気になるオイルは見つかりましたか?
私たちの身体は当然食べたもので出来ています。当たり前すぎて忘れがちな事ですが、普段から意識して食品を選ぶことが、美と健康への本当の近道です。油を食べていると言われるとピンとこないかもしれませんが、揚げ油として、炒め油として、お菓子の油分としてドレッシングやマヨネーズとして・・・本当に沢山の油を私たちは毎日摂取しています。この油を本当にこだわった油に変えることで、化粧品やサプリメントに頼らない本当の美と健康を手に入れてみませんか。

ライタープロフィール

Written by : だるがり
自然の中で生活する有機農家。大学で栄養学を専攻し食物繊維や腸内細菌の研究をしていた経験から、食に大きな関心をもっており、現在のライフスタイルと合わせて本当にこだわって作られた自然食品に高い関心をもっている。

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