朝の洗顔は水だけではだめ!美肌作りはちゃんと洗うところから
「朝の洗顔は水だけがいい」と考える人も少なくないでしょう。実は水洗顔が本当にいいかどうかは体質や前日のケアによっても変わってきます。美肌を目指すのであれば、ちゃんとお肌をリセットさせることがポイント。今回はそんな朝の水洗顔について徹底解説いたします。
朝の水だけ洗顔がダメな理由
朝の洗顔が水だけではだめな理由は主に以下の3点。
- 肌荒れの原因になる
- ケアが行き届かない
- メイク崩れの原因になる
それぞれ詳しく説明していきます!
1.肌荒れの原因になる
水洗顔だけだと、皮脂汚れを完全に落としきることができません。肌に残った皮脂にホコリなどが付着し、ニキビや黒ずみの原因となってしまいます。さらに皮脂が酸化し、シミやくすみ、たるみの原因にもなるでしょう。皮脂汚れはしっかり洗い流すことが肝心です。
2.ケアが行き届かない
洗顔で落としきれなかった皮脂が残っていると、ケアアイテムを上から乗せても浸透していきません。そのため、せっかくのケアが行き届かなくなってしまいます。しっかりと洗顔料で洗い、クリアな肌の上にケアアイテムを使用するようにしましょう。
3.メイク崩れの原因になる
水洗顔のみで顔に皮脂汚れなどが残っているとメイクのノリも悪くなってしまいます。さらに、時間が経つにつれて皮脂が増えて、ファンデーションなどがよれやすくなってしまうのです。特に皮脂が残りやすい小鼻の溝やTゾーンは汗をかきやすく、皮脂が出やすいため化粧崩れが起こしやすい場所となっています。
朝の洗顔は水だけでなく、洗顔料を使う
朝は洗顔料を使って洗顔するようにしましょう。しかし、洗顔料ならなんでもいいというわけではありません。自分の肌質に合った洗顔料を使うのが大事です。では、それぞれ肌タイプ別に選びたい洗顔料を解説します。
1.脂性肌・混合肌向け
脂性肌や混合肌の方は、泡立ちが良く洗浄力が高い洗顔料を選びましょう。特におすすめなのが固形石けん。なぜなら固形石けんは洗浄力が高く、脱脂力にも優れているからです。固形石けんは肌に優しいという認識を持っている人は多いでしょう。しかし、固形石けんは界面活性剤の一種であることから、実は高い洗浄力を持っています。しっかりと泡立てて肌に負担をかけない力で洗いましょう。
2.乾燥肌向け
乾燥肌の方は、泡立ちがいいものより洗い上りがしっとりとする洗顔料を選びましょう。さらに保湿剤が入っているものかどうかも確認してください。乾燥肌さんは洗顔することでより乾燥してしまいます。過乾燥してしまわないよう、洗顔料に保湿剤や油分(ワセリンやビーズワックス)、セラミドが配合されているものを選ぶのがベストです。
【美肌の秘訣①】朝洗顔の効果的なやり方
朝の洗顔を効果的にするポイントは以下の2点。
- しっかり泡立てる
- ぬるま湯で洗う
しっかり泡立てることは洗顔するうえで重要なこと。肌は摩擦に弱く、顔を強くこすって洗うことはご法度です。摩擦されることでシミなどの色素沈着やくすみの原因となってしまいます。朝洗顔するときは、しっかりと泡立てて泡を肌の上で転がすように洗いましょう。また、洗顔は32~34℃のぬるま湯で洗うと皮脂汚れが落ちやすくなります。それ以上のお湯だと乾燥を促進させてしまうため、朝シャワーをする人は注意が必要です。
【美肌の秘訣②】朝の洗顔後のケア方法
朝の洗顔が終わったら、すばやく化粧水・乳液の順番にケアしていきましょう。ここで抑えたいポイントとして、化粧水を付けたら肌が乾かないうちに乳液を乗せることです。化粧水が浸透しきってから乳液で蓋をするという方も多いと思いますが、化粧水が乾いてしまっては時すでに遅し。しっとりと浸透しているうちに乳液を乗せると効果的です。また、コットンを使うのもいいですが、化粧水などは乾燥している方に吸収されていきます。そのため、コットン側に浸透して思い通りに肌へ浸透していない場合があるので、その点も見直してみましょう。
朝の洗顔が水だけでいいという意見も…
朝の洗顔は水だけがイイ!という情報を聞いた方も多くいるでしょう。朝の洗顔に洗顔料を使うかどうかは、前日の夜のケアにもよります。前日の夜、色々な美容液やクリームをたっぷりと使っていたのなら洗顔料を使うべきです。とはいえ、水洗顔の方が肌の調子がイイ!という方も一定数います。このようなことから朝洗顔は水だけでOK!という風習が生まれました。しかし水洗顔だけだと皮脂汚れが残りやすくなってしまうので、自分に合うやり方で朝の洗顔を行いましょう。
自分の肌ケアに合う朝洗顔をしよう!
朝の洗顔は化粧ノリを決める大事な工程。正しい朝洗顔をして、クリアな肌でメイクしていきましょう♪また、自分の肌タイプを知ることでケアの仕方が分かります。美肌を目指すには、まず自分のケアがあっているかどうかも見直してみてくださいね。