七田式&イクウェルの体験授業に参加!違い・料金・本音レビュー


東大や京大に通う学生が「小さい頃に通っていた教室」として多く挙げられる七田式。
お子さんを七田式の教室に通わせようか考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
 
そんな七田式教育ですが、最近一部の教室名が変わったことはご存知ですか?
どうやら大人の事情で、七田式教育を扱っていた教室の中で、「イクウェル」と名前が変更されたところがあるとのこと。
 
となると、「名前が変わってということは、授業内容も異なるの?」「イクウェルはもう七田式教育をしていないの?」と、さまざまな疑問が浮き出てきます。
 
そこで、「だったら両方の体験授業に行ってみよう!」と思い立ちました。
気になる点を踏まえ、ありのままの体験談をお伝えします!

 

七田式って?

七田眞さんが掲げた右脳教育が有名な七田式。
一瞬で記憶をする力や、イメージする力、あらゆる情報をスピーディに処理する力などを高められると評判です。
決して右脳だけにこだわっているのではなく、右脳も左脳もうまく鍛えて能力を高めよう、というスタンス。
 
幼児教育として有名ですが、小学生・中学生・大人・シニア向けの教材も販売しています。
また、お腹の中の赤ちゃんに対して行う胎教まで。脳だけでなく、心の成長にも重点を置いているのも魅力的です。
 

七田式とイクウェルの違い


七田式の教育を実際に体験できる、日本全国にある幼児教室。
もともとは「七田チャイルドアカデミー」と「七田教育」の2つの会社が運営していました。どちらも七田式教育を取り入れており、名前もそっくり。
 
そのうちの1つ「七田チャイルドアカデミー」が、このたび「イクウェル」と名前を変更したという訳です。
イクウェルにとってはただの名称変更でなく、「もう七田式とは名乗らない」「教材もパンフレットも新しいものへ」という大きな変更となりました。
 

体験授業当日まで


体験授業の申し込みは、インターネットから申し込みます。
連絡先や希望の日時を登録したら、翌日すぐにそれぞれの教室から連絡が来ました。
子どもの年齢によって授業の時間が決まっているので、曜日や時間を自由に選ぶことはできませんでした。
 
いくつかの候補日を挙げてもらい、都合のいい日を選択。
なんと、イクウェルと七田式の両方を同じ日に体験することになったのです。
 

まずは七田式の教室へ

事前説明からスタート

ドキドキして入室すると、教室長の方が出迎えてくれました。
同じ体験授業の方がもう1組いらっしゃり、一緒に説明を聞くことに。
待ち時間の間、簡単なアンケートに回答するように言われました。
 
パンフレットをもとに説明をしてくれるのですが、そこまでグイグイと「七田式は素晴らしい」「ぜひ入会を」のような感じはしません。
さらっと料金体系や授業回数の説明をしたくらいでした。
 

体験授業スタート

 
本来の授業は50分ですが、体験のため25分ほどの授業でした。私と同じ体験授業の人と一緒に受けるので、ちょっと心強いです。
 
子どもを膝の上に乗せて、先生と向かい合わせで座ります。机の上には何もない状態からスタート。
学校の教室ようなものではなく、背の低いタイプの椅子です。
 
いよいよ授業開始!と同時に、いきなり「え!?ええ!?」と驚きの連続でした。
 
まずは大きなカレンダーボードを使って、「今日は◯月◯日◯曜日、上から1、2、3!左からから1、2!右から……」と先生が示していきます。
文字だけではなかなか伝わらないかもしれませんが、実はかなりのハイスピード。先生の声もかなりハキハキしています。
 
ポカンとしている私をよそに、どんどんテンポよく進めていく先生。
「月曜日火曜日水曜日……」とまるで早口言葉のように指差しをしながら読み上げます。
「7日の1週間後は14日!その次は21日!」「今月は31日まで!31日まである月は……」と、目にも留まらぬ速さで指示棒が動いていきます。カレンダーだけでこんなに勉強できるんだなと感心させられました。
 

あのフラッシュカードが

 
そして、七田式の代表ともいえるフラッシュカードの登場です。
テレビでちらっと見たことがあったのですが、本当にあのスピード、あの内容でした。
 
世界の国旗、大人ですら知らない鳥の名前、身の回りのものなど、パターンはかなり豊富。
もう何千回とめくってきたんだろうなと思わせるほど、華麗なカードさばきでした。
 

教材でお勉強

続いては、色んな教材を使った取り組みです。
先生の足元や背後から、次々に「じゃあ次はこれね」と取り出してきます。そのへんのお店では見たことのないものばかりでした。
ただ、後で七田式教育のパンフレットを見ると同じものがたくさん。

たとえば、この大きなそろばん。
玉を1つずつ「いち、に、さん」と横にスライドしていったと思えば、次は「に、し、ろく」と2つ飛ばしに、最終的には「10、20、30」と大きな数字のかたまりで数えていきました。
こうやって数のしくみを教えるんだ……と勉強になります。
 

いろんな教材が出てくる中で印象的だったのは、色や大きさ、手触り、前後左右の位置関係などを常に確認させていたことです。
 
たとえば、このようなクマさんのひも通し。
ひも通しとしてではなく、「じゃあ今度はこのクマさんを見てね。このくまさんは赤、このクマさんも赤、一緒だね」「このクマさんの仲間はどれかな」「こっちは大きい、これは小さい」というやりとりを何度も繰り返します。
教材を子どもの手の近くに持っていき、目の前で比較する様子を見せるのです。
 
基本的に、全体の8割は先生が一人でどんどん進めていきます。
たまに「じゃあこのザラザラした紙を触ってみてね」と差し出してくれるので、親が子どもに声をかけながら触れさせます。
そのため、一方的な印象はなく「みんなで勉強している」という一体感がありました。
 

あっという間に体験終了

25分の体験が終わり、育児の豆知識を少し聞き、「また興味があったらご連絡ください」と言われて退室しました。
覚悟していた勧誘などは全くなく、その後の連絡も特にありません。
 

続いてイクウェルへ

画像引用元:イクウェル

 
七田式の授業のあと、そのままの足でイクウェルの教室へ。
ちなみに、「ついさっき七田式に行ってきた」とは伝えていません。
最近までは所々に「七田式」と書かれていた看板も、今ではどこにも記載がありませんでした。
 

入室後の説明タイム

教室に到着すると、七田式と同じく教室長の方が出迎えてくれました。初めての方は、どこも基本的にまずは教室長が対応するのでしょうね。
 
七田式とは異なり、イクウェルではしっかり説明タイムが設けられていました。右脳に関してや授業のシステム、料金体系などです。
 
「右脳はスマホ本体、左脳はアプリと捉えてください。スマホのスペックや処理速度が速いと、サクサク動いてたくさんのアプリを取り入れられますよね」という例えが非常に分かりやすかったです。
 

体験授業スタート

画像引用元:イクウェル

 
25分だけの七田式と異なり、50分まるまるの授業でした。
通常の授業に同席させてもらったので、よりリアルな雰囲気を味わえることに。先生は教室長とは別の方でした。
 
授業開始直後、いそいそとチャッカマンとロウソクを取り出す先生。
火を灯し、子どもがフッと吹くことで「今から集中して授業を受けるぞ」というスイッチを入れるようです。
娘はまだ自分で火を消せないので、私が息を吹きかけました。
 
また、「あなたはたくさん学び、人を思いやり、将来人に役立つ仕事をする素敵な人になります。そして…」という言葉を呪文のように何度も唱える場面も。
「これで子どもの意識が高まるんだ」と捉えることもできますが、正直私にはやや宗教的な光景に見えました。
 
大きなカレンダーが取り出され、「まさか……」と思ったら予感は的中。
ついさっき七田式で目の当たりにした、「月曜日火曜日……」「今日は◯月◯日!」という光景が再び繰り広げられたのです。
どうやら、今日の日付チェックはお決まりの流れのようですね。
 
CDを聴きながら、先生が絵を見せる場面も。
先生がスマホで操作すると、音楽と同時に九九や百人一首などが読み上げられます。
簡単な音楽になっているので、自然と難しい語句や和歌が身に付きそうです。
 
その後、七田式のように次々に教材を入れ替えてトライ。
先ほどの授業と同じく、手触りに関する取り組みがありました。これと全く同じものを使って、「ツルツルだね」「ここはどうかな」と話しかけます。
 

このような小道具は人数分用意されているので、他の親子が取り組んでいる間順番待ちすることはありません。
ささっと済ませて次に渡さなきゃ!というプレッシャーもなし。
先生がテキパキと「○○ちゃんはこっちね」と配るので、親同士が譲り合うこともありません。

画像引用元:イクウェル

 
もちろん、七田式でも登場したフラッシュカードの時間もありました。相変わらず、よく噛まないなぁ……と感心するほどの速さ。
娘にとっては訳のわからない単語ばかりでしたが、意外としっかり見つめていました。
声のトーンやカードの動きに興味をそそられているようです。
 

充実した授業が終了

50分のフル授業なだけあって、かなり充実した授業内容でした。
退出前に教室長の方が駆け寄ってくださり、また軽く教室の説明。
説明自体はガッツリでしたが、七田式と同じく勧誘はありません。「結果だけでもメールで教えてくれたら嬉しいです」と言われたくらいでした。
 
イクウェルの正直な感想を一言でいうと、「七田式とそっくり!」です。
子どもへの声かけや、授業内容、先生のものすごいテンポのよさ。どれをとっても違いはほぼありません。
「七田式じゃなくなったんだ……」と肩を落としていた方にとっては安心かもしれませんね。
 

2つの体験授業を終えて

値段も授業時間も全く一緒


驚いたことに、両方とも値段・授業時間が全て同じでした。
0歳〜6歳の幼児コースは、受講料が毎月14,000円、さらに管理費が毎月2,200円。教材費も毎月かかります。
消費税を入れると、1ヶ月で2万円オーバー。
月に3回しか授業がないときもあるので、そうなると1回50分の授業が約7,000円になることもあるわけです。
入会金の20,000円も踏まえると、正直かなり高い……。
 

50分は決して短くはない


最初は「たった50分なんてあっという間なのでは」と思っていた私。ところが、実際に授業を体験すると濃密さに驚きました。
無駄な時間が1秒もなく、あれよあれよと展開されていきます。
50分でこんなに取り組めるのかと納得。子どもの集中力も考えると、ちょうどいい時間設定でしょう。
 

先生や教室の雰囲気で選べばいい

画像引用元:イクウェル

 
料金や内容にあまり差がみられなかったものの、大きく差を感じたのは「先生と教室の雰囲気」でした。
私が行った教室では、七田式の先生はおっとりしていて、「みんなのお母さん」のような存在。
イクウェルの先生は、数名いた先生全員がシャキっとしていて、メリハリのある口調をしていました。
教室によって雰囲気はさまざまなので、自分に合っていると感じたところで十分だと思います。
 

グズったらお金が無駄に


七田式の授業中、一緒に授業受けていた男の子が少しぐずってしまいました。なかなか収まらず、お母さんに抱っこされたまま離れた場所へ。
その間は中断することなく、何事もなかったかのように私と娘にだけ授業が進みます。
ここの教室だけでなく、どこも「グズったらその場を離れ、残りのメンバーで授業」がお決まりのようです。
 
他の方からすると、貴重な授業時間ですもんね。
高額な授業料のことを考えると、自分の子どもがグズっている間は非常にもったいなく感じました。
 

自宅の取り組みでも十分かも

 
今回、どちらの授業も七田式の通信販売で手に入る教材が使用されていました。
1回の授業料だけで、いくつかの教材の値段に相当します。「それなら、教材を揃えて家で取り組んだ方が効率的かも」と感じます。
 
ただ、熟練されたフラッシュカードの驚異的な速さや教室の雰囲気は再現できないので、どちらを取るかですね。
 

まとめ

悩んだ結果、経済的に入会は見送ることに。
ただ、教材のよさを知れたので、少しずつ七田式の教材を集めていきたいなと思います。子どもへの取り組み方も学べたので、非常に価値のある体験授業でした。
いきなり入会するよりも、まずは体験教室でお子さんの反応を見てみましょう。

 
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ライタープロフィール

Written by : ゆずぽんず
一児の母兼フリーライター。あのスピードをマスターしたい!と思い、ただ今フラッシュカードの高速めくりを練習中。

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