やっぱり国際恋愛は難しい!?フランス人の彼との国際恋愛体験談


最近、街中でも日本人と外国人のカップルをよく見かけます。私の周りにも国際結婚している友人が沢山います。今は、もう昔のように国際恋愛や国際結婚は珍しい物ではなくなってきました。実は現在、約30組に1組のカップルが国際結婚をしているのです。すると、国際恋愛をしているカップルに限ればそれ以上いるということになりますね。

かくいう私もフランス人との国際恋愛の経験者です。結婚話も出て、相手の実家にもお世話になった経験があります。しかし、色々悩んだ挙句、結婚はやめてお互いそれぞれの道を歩むことになりました。

そこで、今回はその相手の彼と知り合う経緯から別れまで私の経験をお話ししたいと思います。国際恋愛に憧れている方、または今現在国際恋愛中で結婚を考えている方はこれからの将来を考える上で何かしら参考になれば嬉しいです。

国際恋愛のきっかけ
フランス人の彼との馴れ初め話

チャットで知り合った彼


実は私、パリ在住のフランス人の彼とはネットのチャットで知り合いました。

当時私はまだ大学生で英語を勉強していました。英語の上達の為、生きた英語を自宅で使えないかと考えた末、世界各国の人たちが集まってチャットするICQというサイトに登録しました。チャットルームに参加しては夜な夜な英語でチャットを楽しんでいたところ、ある日、「hello」と男性から個別のメッセージが届きました。そのメッセージを送った男性こそ、後の私の彼氏となるフランス人でした。

そのメッセージがきっかけとなり、話が弾んだ私達は毎晩電話する仲まで急接近したのです。お互い相手の顔は知りません。しかし、不思議な事に顔が見えない相手にも関わらずお互い惹かれてしまったのです。そしてその想いは大きく膨らむばかりだったのです。

彼は本当に好きになっていい相手なのか


彼が好きで好きでたまらなくなった私。しかし、相手はフランス人でパリに住んでいる人。しかも、顔も知らず、彼の言っていることが事実なのかも定かではない。本当に好きになっていい相手なのか悩みました。後に、彼も同じ気持ちだったことがわかりました。非現実的に見える恋愛。こんなに苦しい思いをするのならやめてしまおうと思いました。だけど、想いは止まらず実際に会ってみる事を決意しました。

彼と実際に会ってみた


彼が私に会いについに日本にやってきました。
会うまでは、もう、心臓が文字通り口から飛び出しそうになる位の緊張でした。「もしかしたら、おかしな人がやってくるかも知れない。」「このまま帰ってしまおう。」という思いでいっぱいでした。

しかし、初めて会った彼は思っていた通りの人で、レディーファーストのとても優しい人でした。10日間の日本滞在の間、私と彼は行動を共にし、お互いに好きだということを再確認し、付き合うことになったのです。超遠距離恋愛の始まりでした。そこから半年に1回程のペースでお互い日本とフランスを行き来しました。

超遠距離恋愛、そして日本へやって来た彼

彼が日本で就職、半同棲生活でストレスが


大学生だった彼が大学を卒業し、私を追いかけて日本にやってきました。そこで、日本の会社に契約社員として就職し、私と半同棲生活を始める事にしたのです。

彼が日本にやってくるまで私はとても彼に会いたくてたまりませんでした。また、彼と一緒に住むことができる事が夢のようで、わくわくしていました。しかし、実際に彼がやってくると一緒に住むことのストレスや将来の不安を抱えてしまうようになったのです。

突然のプロポーズ


彼が日本にやってきて約2年後、自宅でテレビを観ていた時に彼からプロポーズを受けました。ひざまずくこともなく、ただ「結婚しよう。」と一言。映画で観ているようなプロポーズとあまりにもかけ離れていたため、私はちょっとがっかりしました。

当時まだ私は24歳。もっと遊びたいと思っていた矢先の事でしばらく返事を待ってもらった後、結局プロポーズを断ってしまいました。

別れの原因-私が感じた国際恋愛の難しさ

言葉の壁


国際恋愛をする上で一番重要なのはコレ!
日本人同士のカップルだってちょっとした言い間違いやニュアンスの違いでケンカになるものです。それが、そもそも母国語が違う人同士が付き合うのですから、意志疎通がスムーズにいかなくてイライラしたり、込み入った話ができずにストレスが溜まったりするのは当たり前です。

特に私はフランス語が話せないので英語でフランス人の彼と話をしていました。お互い片言なので余計、難しい会話が成り立たず、フラストレーションを抱えてしまいました。

これを解決するにはやはり勉強が不可欠。英語を必死に勉強すること、そしてすぐにイライラしないという事が必須です。必要に迫られるので、英語は格段に上手になります。しかし、彼はフランス人らしくおおらかなのんびり屋さん、私はせっかちな性格なので常にイライラしていた気がします。

文化の違い


これも国際恋愛カップルの間では結構深刻な問題となってきます。フランスはそもそも子供がいても結婚しないカップルが50パーセント以上と多い国です。また、離婚率もとても高く、離婚してまた同じ相手と再婚するというパターンも多いのです。まさに、自由恋愛の国なのです。

こんな文化の中で育った彼、結婚しなくても同棲するのは当たり前だと思っていました。一方、日本ではまだ結婚せずに同棲することは快く思われていない傾向にあります。その為、付き合っている段階の私達が同棲する事を私が躊躇していると、「なぜ?」と全く理解してくれませんでした。

好きだから一緒に住むのは当たり前と思っている彼と「結婚前に一緒に住むことは日本では一般的ではない。」と断る私、毎日こんな風にお互いが育った国の文化の違いでケンカをすることが多くなっていました。

生活習慣の違い


フランス人の彼と一緒に過ごして一番嫌だったのがこの生活習慣の違いです。フランスの水は石灰分が多く含まれる硬水です。フランスで蛇口をひねると、びっくりする程、真っ白に濁った水が出てくるのです。この石灰分が多く含まれた水で毎日洗髪したり顔を洗ったり(シャワーも)すると髪や肌がパサパサのパリパリになってしまいます。

その為、フランス人には毎日洗髪したりシャワーを浴びて顔を洗ったりする習慣はありません。使える水も限られているのでフランス人がシャワーを浴びても私からすると「もう浴びたの!?」と驚くくらいの早さです。そして、フランスでは意外と歯を毎日磨かない人も多くいます。そして、彼もその一人でした。日本は水に恵まれていて、毎日丁寧に髪や体の隅々まで洗い、顔も洗う。もちろん歯磨きも食後にします。日本人が清潔にし過ぎるのかもしれません。

しかし、日本人の私には彼が不潔の塊にしか見えなくなってしまいました。フランスでオードトワレが発達したのはこの生活習慣からの臭いを紛らわす為です。納得しました。しかし、彼の不潔さは最後まで納得できませんでした。

金銭感覚の違い


彼は俗にいうケチです。よく言えば、倹約家。私は自分が働いてお金をそこそこ稼いでいたので、自分のお給与は派手に使っていました。しかし、彼はそんな私の派手な金遣いが気に入らないようでした。もっと節約しろや使いすぎだのちょくちょく言われ、私はちょっと鬱陶しくさえ思ってしまいました。「もし、こんなケチな彼と結婚したら制約ばかりの人生で楽しくないかも。」と本気で考えてしまったものです。

実は、フランス人は世界一の倹約家と言われています。フランスでは働けども安月給です。だから、日本のように一生懸命働くことがバカバカしく思えるのかも知れませんね。フランスのサービスの質は悪く、ストライキで電車が止まってしまうというのも日常茶飯事です。そんな中で育った彼は、やはりお金には厳しく、若い頃の私から見たらケチでつまらない男性に見えてしまいました。

考え方の違い


フランス人の彼は常に私と行動を共にしたいというタイプでした。一方、私は一人の時間も大切にしたいタイプ。いつもぴったり私の側にいる彼に対し、私はちょっとストレスを感じてしまったこともあります。彼は、私が女友達と遊んでいても追いかけてくるのですから!

フランス人は彼氏や彼女といつも一緒にいます。なので、セットで彼氏の友人宅に遊びに行ったり、彼女の会社のパーティーに参加したりするのが常です。

しかし、日本では常に彼氏彼女と一緒に行動し、相手の友達の家にまで遊びに行く機会はそんなに多くないですよね。そんな彼との考え方の違い、距離感にもちょっとストレスを感じてしまいました。「いつも彼と一緒にいたい!離れたくない!」という女性にはフランス人男性をおススメします。

失敗から学ぶ国際恋愛や結婚を長続きさせるコツ

日本人同士でも難しいのに、やっぱり言葉も文化も何もかも違う外国人と恋愛するのはちょっと難しいと思います。それが、結婚となるとかなりの覚悟が必要かもしれません。国際恋愛や結婚をする上で、パートナーと長続きする方法をまとめてみました!

以心伝心なんてない!言いたいことは言う


日本人同士のカップルのように言わなくても分かるだろうなどという以心伝心は期待してはいけません。言わなくては分かりません。言いたいことを我慢しないでください。言わずに我慢するといつかかならず爆発し、自分が意図しない結末を迎えてしまうかもしれません。

何かして欲しい時は「なんで○○しないの?」と責めるように言わず、「私は○○して欲しい。」「私はあなたが○○してくれたら嬉しい。」などと、主語を「私」に置き換えて要望を言うと柔らかいニュアンスになります。

お互いの文化や生活習慣を学び、理解する


何か嫌な事があると「なんで相手はいつも○○なんだろう?」とつい思いがちですが、「なんで相手は○○してしまうのだろう?何か理由があるのかもしれない。」と相手の立場に立って考えてみてください。もともと、言葉も文化も生活習慣も全部違う二人が分かり合うにはそれぞれの背景を知ろうと努力し、理解することが必要です。

スキンシップを忘れない


日本人カップルももちろんですが、特に国際カップルにとって、このスキンシップをきちんと図るということはとても重要な事です。日本人の女性は特に付き合っている段階ではこのスキンシップを図りますが、結婚して子供ができた途端、スキンシップやはたまたコミュニケ-ションでさえ、取るのが面倒になる人が増えます。子供や家事に一生懸命になってしまい、旦那さんの影が薄くなってしまうのです。

すると、旦那さんは寂しくなり、浮気や離婚に繋がるケースも多いです。女性は結婚しても女であることを忘れない事。そして、同様にスキンシップをちゃんと図る事が大事です。

強制しない(決めつけない)


「○○ではこうだからあなたもこうしなくてはいけないよ。」なんて強制しないでください。どちらかが何かを強要すると相手が苦しくなって逃げ出したくなってしまうものです。何かをして欲しいのであれば、お互いよく話し合って妥協点を見つけてみてください。

もし外国人と結婚したら覚悟しなくてはいけない2つのこと

外国人の結婚する場合、覚悟しなくてはいけないことは沢山あります。その中でも、特に以下の2点についてはよく考えてみてください。ちょっとでもムリかなと思ったら、私は国際結婚をおススメしません。

一家の大黒柱になれるか

貴方は一家の大黒柱になる覚悟はありますか?もし、あなたが女性で外国人の彼と結婚し、日本に住むことになった場合の話をします。パートナーに仕事があれば良いですが、これから仕事を探すといった場合、あなたはパートナーを養っていかなければなりません。もし、家を借りる時も、ローンを組む時も、名義はあなたになります。戸籍上の筆頭主だって日本人である貴方になります。

日本を離れて外国に住めるか

例えば、日本を離れてパートナーの母国に永住する覚悟はありますか?色んな国を見てきた方ならお分かりだと思いますが、日本はやはり清潔で、人が親切で、本当に安心して暮らせる国だと思います。そんな日本を離れてあなたは誰も知らない国に移住する覚悟はありますか?寂しい時もパートナー以外に知り合いがいない場合、一人ぼっちです。どんな環境にも負けない強い精神力と柔軟性が必要です。

それでも国際恋愛は刺激的


大変な事は沢山ありますが、それでもやっぱり国際恋愛は毎日がとても刺激的です。私の場合、フランス人の彼を通して沢山の国の方と仲良くなることができ、なかなか知りえなかったであろう事を沢山知ることができました。南フランスの彼の実家にお邪魔して、娘同然に可愛がってもらいました。

そんな彼とは結局4年近くのお付き合いに終止符を打ち、お互い今は別の道を歩んでいます。しかし、今当時を振り返ってみると、後にも先にも彼のようにジェントルマンで優しくロマンチックな彼は現れず、彼と過ごす毎日はとても刺激的だったように思います。

憧れの国際恋愛。実際に外国人と付き合ってみるとそこには想像以上の沢山の壁や困難が立ちはだかります。しかし、それを二人で越えてこそ、本当の幸せが見えてくるように思います。相手の事を理解して、とことん話し合うこと。それは、実は、国際恋愛に限らず、日本人同士のカップルでも共通の円満の秘訣なんですよね。

ライタープロフィール

Written by : れいれい
とにかく何をしても寝ない二人の男の子のママ。息子達に手がかかる分、自分の時間がないのが悩み。今の一番の楽しみは晩酌です。

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