ただの便秘じゃないかも!?便秘の裏に潜む病気とは

あまりにも身近過ぎて、便秘になってしまったとしてもあまり深刻に受け止めない人もいることでしょう。
確かに便秘になっても、腸に溜まっているお通じを出し切ってしまえばあまり問題がないのが大半です。

ですが、中には便秘続きで自分は単なる便秘体質だと思っていたら、実は何かの病気にかかっていたという怖いお話もあるのです。
今回は便秘に隠れている病気をいくつかご紹介します。

 

大腸がん


自分は便秘体質だと思っていても、体質ではなく大腸がんによる腫瘍が原因だったということがあります。
これはだんだん成長してくる腫瘍が便の通りを妨げることによります。
大腸がんの主な症状は、便秘や便秘と下痢を繰り返したり、便に血が混じったり、便が赤黒くなったりします。
腹痛や嘔吐、腸閉塞、腹部膨満感が起こることもあります。

便に血が混じっていたり、便の色自体いつもと違うなどの違和感を感じたら、病院を受診してみましょう。

特に中高年など歳を重ねるほど、大腸がん発症のリスクは高まります。
治療に早く着手すればするほど回復が見込めますが、発見が遅れると腫瘍が身体中に広がったり、腫瘍の重症度によっては、治ったとしても自力で肛門から便を出せず、腹部に大腸ストーマと呼ばれる人工肛門を作り、ストーマに付けた袋から便を出さなければなりません。

大腸がんだけではないですが、がんは発見が遅れると死に至ってしまうケースが後を絶ちません。
早期発見がそうなることへの可能性を下げる鍵なので、歳を重ねた人や心当たりのある人は早めに受診したり、一年に一回は健康診断をしましょう。

 

大腸憩室症

大腸の一部が袋状に外側へ飛び出し、出血や炎症を起こしてしまう疾患です。
袋状に飛び出した箇所を憩室と言います。
先天性のものと後天性のタイプに分けられれます。
後天性のものは、食物繊維の少ない食習慣を長く続ける事が原因の一部とされています。

時々腹痛があったり便秘気味であったりということをきっかけに受診すると、発見されることが多いようです。
症状は腹痛や排便の変化や下痢、発熱や悪寒ですが、悪化してしまうと出血や激しい腹痛が起こります。

大腸に憩室があっても経過観察になることが多いですが、その場合は食物繊維を多く取るなどの食事指導をされます。
しかし知らずにそのままの状態でいると、激しい腹痛が起こり、大腸に穴が空いてしまい、腹膜炎になり緊急外科的処置を要する事態にもなってしまいます。

大腸に憩室があるからと言って、すぐに命に関わるようなことではありません。
しかし日頃から便秘がちで便秘以外にも思い当たる症状があったり、食物繊維の少ない食生活をしている人は、一度病院受診してみたり食事内容を改めてみましょう。

 

虫垂炎

盲腸と言えば思い当たる人もいるでしょうか。
これは大腸の虫垂と呼ばれる箇所が炎症を起こしたことによっておきます。
大腸から伸びている虫垂が便やつい一緒に食べてしまった果物の種や、先天的な虫垂の形態異常、細菌などにより塞がれてしまう事が原因で虫垂が炎症を起こしてしまうのですが、便秘や暴飲暴食、胃腸炎などが誘因となるようです。

症状は、みぞおちや右下腹部の激しい痛み、吐き気や嘔吐、微熱などです。
治療は虫垂炎の症状により、抗生物質の点滴や絶飲食になったり、手術になることもありますが、その後は特に問題なく回復していくことがことが多いです。

 

まとめ


とてもメジャーな便秘ですが、影で病気が潜んでいたら怖いですね。
日頃から自分の健康具合や身体のことをチェックしましょう。
便秘の場合子供の時から悩んでいる人も多いですが「これは小さいときからそうだから」と放置せず、医師の診察の元で問題があるか無いかをきちんと確認しましょう。

上記でも触れましたが、特に歳を重ねるほど大腸疾患にかかる可能性は高くなります。
40歳を過ぎたら一年に一度、人間ドックなどで健康診断するのが望ましいです。

 

ライタープロフィール

Written by : KARIN
夫、猫、うさぎと暮らしている。看護師をしていたが妊娠をきっかけに退職する。座右の銘は「案ずるより生むが易し」。

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